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街が彩られること

2019.12.27

12月、上海の街中でも、Xmasのデコレーションが至る所で見られるように。

ここフランス租界地の低層ホテルでも、赤れんがとモミの木のコントラストが美しく、目を魅いていました。

年々、上海市内のXmasデコレーションの完成度もレベルアップしているように思います。

日本では明治時代からXmasの文化が伝わり、今では6700億円程の経済効果があるそうです。すごいですね。

中国では一部でXmas行事禁止の通達が出ているそうですが、ここ国際的大都市である上海では、経済効果の面から見ても、このイベントの勢いはこれからも止まらないように思います。

2005年に上海で初めて過した冬は、申し訳程度のXmasデコレーションでがっかりしたのを覚えています。
「街が彩られること」は、経済的、そして精神的な豊かさの現れだと、この街の成長を間近で見て来て感じることです。

Xmasで彩られた街に出ると、やはり自然と心が浮き立ちます。

私はキリスト教ではないけれども、この時期に、家族や大切な人と過ごした今までの温かい想い出がそうさせるのかもしれません。

日本のように宗教的な深い意味をあまり知らずとも、みんなでイベントを楽しみ、想い出を作ることも、そう悪くないんじゃないかと、どんどん綺麗に彩られていく上海の街を見て感じた12月でした。